宅建試験の「税・その他」分野(問23〜25)は3問しかありませんが、毎年出題されるテーマが比較的固定されています。試験直前に確認すべき最重要ポイントを科目別にまとめました。この記事で最終確認を行いましょう。
問23:不動産に関する税金(変動)
問23は年によって出題される税目が変わります。主要税目のポイントを一通り押さえておきましょう。
不動産取得税
- 都道府県税、取得した翌月から3か月以内に申告・納付
- 標準税率4%(住宅・住宅用土地は3%)
- 住宅の特例控除:築後1200万円(認定長期優良1300万円)を固定資産税評価額から控除
固定資産税
- 市区町村税、1月1日現在の所有者に課税
- 標準税率1.4%(制限税率なし)
- 小規模住宅用地:6分の1、一般住宅用地:3分の1
- 新築住宅の特例:3年間(耐火5年)2分の1
都市計画税
- 市街化区域内のみ課税
- 制限税率0.3%
- 小規模住宅用地:3分の1、一般住宅用地:3分の2
問24:印紙税・登録免許税(毎年交互に出題)
印紙税の最重要ポイント
- 不貼付・不足額の場合の過怠税:本来の印紙税額の3倍
- 消印なしの場合の過怠税:消印なし部分と同額
- 自主申告の場合:1.1倍に軽減
- 電子契約は非課税
登録免許税の最重要ポイント
- 所有権保存登記(新築):0.4%(住宅用0.15%)
- 売買による所有権移転:2%(土地1.5%・住宅用建物0.3%)
- 相続による所有権移転:0.4%(軽減なし)
- 抵当権設定:0.4%(住宅用0.1%)
問25:地価公示・不動産鑑定評価
- 地価公示の基準日:1月1日
- 不動産鑑定士2名以上が鑑定し土地鑑定委員会が決定
- 3月下旬に公示
- 路線価は公示価格の80%水準
- 固定資産税評価額は公示価格の70%水準
- 都道府県地価調査:7月1日基準
譲渡所得税の最終確認
- 保有期間の判定:譲渡した年の1月1日時点で5年超かどうか
- 短期(5年以下):税率39%
- 長期(5年超):税率20%
- 3,000万円特別控除(居住用財産)
- 10年超の居住用:6,000万円以下14%の軽減税率
まとめ
「税・その他」は3問しかありませんが、出題テーマが毎年ほぼ固定されているため得点しやすい分野です。特に数字(税率・倍率・期間・面積)を正確に覚えることが重要です。この記事の各数値を直前に再確認して、確実に2〜3問を取りに行きましょう。


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