はじめに(自己紹介)
こんにちは、私は38歳の元工場勤務者で、完全独学で宅建合格したフリーランスの宅建士、さかまさです。
2交代制の夜勤がある仕事をしながら、宅建士を目指して勉強を続け、完全独学で令和3年度宅建試験に合格することができました。
現在は、宅建の資格を活かしてブログと副業でフリーランスの宅建士として活動しています。
このブログでは、私がどのようにして宅建に合格したのか、私の実体験をもとにお話しし、これから宅建を取得しようとしている方のお役に立てればと思います。
僕が宅建を取ろうと思った理由
宅建の勉強を始めたのは、家族と自分のためにもっと給料の高い職に就きたいという思いからでした。
宅建を取る前は、現状に漠然とした不安を感じ、求人票を見たり転職サイトに登録してみたりしていました。
宅建をとって不動産業界に転職する前の経歴は
転職サイトを見ると、不動産業界は給料が高く、宅建を取得すると資格手当がつくことが分かりました。前職は工場勤務で、長時間労働と2交代制のシフトがあり、給料は月の手取りで20万円ほど。
ボーナスも寸志程度でした。職場の環境は申し分ありませんでしたが、給料面で不安を抱えていました。
この状況を変えたいと思い、宅建試験への挑戦を決意しました。幸運にも恵まれ、宅建を取得。不動産会社で2年ほど勤務した際には年収が500万円ほど(前職より100万円ほどアップ)となり、宅建の力を実感しました。
ブログを始めた理由
ブログを始めた理由を端的に申し上げると皆さんにも宅建を取得してもらいたいから。
宅建を取得して良かったことはたくさんあります。
* 不動産業以外の転職でも有利:履歴書に宅建があると光輝きます。
* 友人や親類の部屋探しの相談にのれる。
* 副業で稼げる:フリーランスとして生きていく道もあります。
* 人生の保険になる:老後も資格を活かして働くことができます。
特に、宅建を取って一番よかったと思うのは、自己肯定感が大きく上がったことです。宅建を取得した直後は謎の無敵感がありました(笑)。
この体験を多くの読者に感じてもらいたいと思い、ブログを始めることにしました。
一回目の受験失敗と再起
私は一度目の受験で不合格になりました。令和2年の10月試験で、例のウィルスが蔓延したため異例の2回実施の初めの年でした。一度目の試験は2月くらいから勉強を始め、一日平均2時間ほど勉強していました。初学で基本的な知識がなかったため、とにかくがむしゃらに勉強していました。
とにかく過去問の周回をしていました。もう何回やったんだよと。
基本的な宅建合格の知識(宅建業法をメインに勉強する)などは知っていましたし、実践していました。民法や法令上の制限等もまんべんなく勉強し、過去問の周回は10回以上はしていました。それでも結果は不合格(2点足りない)でした。
その時、私はなんとか試験をやり切った満足感と、ここまで勉強しても合格まで2点足りないのかという絶望感を抱え、宅建の試験を諦め、今の会社でずっと働こうと思っていました。
こんな難しい試験は絶対に合格できない。夢なんか見るんじゃなかったと思いました。
しかし、再度受験する決意をしたのは妻の言葉でした。
「一回目の試験であんなに勉強してたのに、ここで諦めるのはもったいない。もう一度受験してみたら?」
妻の言葉に後押しされ2回目の受験を決意し、結果は35点(34点が合格ライン)で見事に合格することができました。今まで人生で味わったことのない歓喜と、家族への感謝を感じました。この幸福感を今でも鮮明に覚えています。
宅建合格で手にした宅建士証を持って不動産会社に面接に行き、見事、転職成功を勝ち取りました。
1回目と2回目の勉強の仕方の違い
では1回目と2回目の試験では何が違ったのかを僕なりに精査しました。1回目はとにかく「量」の勉強をしていました。闇雲に過去問を繰り返し、問題の本質を捉えずに丸暗記していました。2回目の試験では問題の本質を捉えた学習スタイルに変更しました。問題自体をあらゆる角度から見て、自分なりに文章に変えてみたり、地道な作業をしていました。
1回目の時は浅い知識だったものを深く学ぶようにしました。
下記に木のイラストがありますが、宅建の過去問を何周も繰り返ししていても木の幹や枝の部分しか生えていない状態です。
上記は過去問の知識の浅い部分しか学習していない状態です。
上記の絵のように幹と枝しかない状態では宅建試験合格は難しいです。
点数でいうと大体30点は行くけど合格は出来ないぐらいの人たちです。
過去問の知識はある程度は理解出来ているけどプラスアルファの知識がない状態です。
宅建に合格するにはプラスアルファの部分をより増やしていき、葉が生い茂っている木を作る必要があります。
このブログでは上記のように知識がしっかりと定着した状態で宅建試験本番を迎えられる具体的なノウハウを私の実体験をベースにお伝えできたらと思っております。
宅建試験合格を目指すすべての受験生のお手伝いができたたらと思っております。
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