宅建士試験の5問免除科目「景品表示法」に関する問題は、不動産公正競争規約の具体的な表示ルールが問われます。試験直前に確認すべき重要ポイントを一気にまとめました。本記事で最終チェックを行いましょう。
徒歩時間・距離の表示ルール
駅からの徒歩時間の表示ルールは必ず覚えましょう。道路距離80mにつき1分で計算します(1分未満は切り上げ)。直線距離ではなく道路距離で計算します(坂道・階段を考慮しない点に注意)。バスを利用する場合はバス停から物件までの徒歩時間もあわせて表示します。バスの運行時間についても表示が必要です。距離の表示は「○○m」(メートル)で行います。「徒歩○分」と「徒歩○mの場所」は異なる表示方法で、それぞれルールがあります。
価格・賃料の表示ルール
価格・賃料の表示に関するルールをまとめます。分譲マンション・一戸建て・宅地の価格は総額表示が原則です(「一区画3,000万円〜」等)。坪単価のみの表示は原則として不可です。「価格応相談」「面談にて提示」等の価格不明瞭な表示は原則として不当表示となります。賃貸物件では賃料(月額)を明示する必要があります。管理費・共益費・駐車場料金等は賃料と明確に区別して表示します。
面積・間取りの表示ルール
面積・間取りの表示ルールとして、面積はメートル法(㎡)で表示します。建物面積は壁芯面積で表示することが多いですが、マンションの専有面積は内法面積で表示することも認められています。登記簿の面積(公簿面積)と実測面積が異なる場合はその旨を表示することが望ましいとされています。間取りの略称(1LDK等)は一定の定義に従って使用します。
新築・中古・築年数の表示ルール
新築の定義と表示ルールとして、「新築」と表示できるのは建築後1年未満かつ未使用の住宅のみです。「新古」「築浅」等の表現は誤認を招かないよう注意が必要です。既存住宅(中古住宅)の場合は建築年(竣工年)を表示することが望ましいとされています。築年数の計算は建築確認取得年月日(竣工年月日)から算出します。
試験直前の最終確認ポイント
景品表示法・公正競争規約の試験直前確認ポイントをまとめます。「徒歩時間=道路距離80m÷1分(切り上げ)」という計算は絶対に覚えましょう。「新築=建築後1年未満かつ未使用」という定義も必ず覚えましょう。「価格は総額表示が原則」という大原則も重要です。おとり広告の3類型(存在しない・意思なし・取引不可)も確認しておきましょう。以上のポイントを正確に理解していれば、景品表示法の問題は確実に得点できます。試験本番でも落ち着いて確認しながら解答しましょう。


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